最終更新日:2026年6月19日
「証券×カード×銀行」をセットで使うと、投資の土台がまとめて整う
こんにちは。10年以上連続増配株の情報を発信している桃モアイです。
このブログでは連続増配株、つまり日本の個別株の分析を発信していますが、「そもそも、どの証券会社で始めればいいですか?」という質問をよくいただきます。SBI証券で始めるなら、分かりやすいのがSBI証券・三井住友カード(NL)・d NEOBANK(住信SBIネット銀行)を3点セットでそろえる方法です。この記事では、連続増配株のような個別株を買う人の目線も交えながら、仕組みと開設の順番をまとめました。
結論からお伝えすると、3つをセットで使う理由は次の3つです。
✅ SBI証券は条件を満たせば日本株の売買手数料が無料。S株を使えば連続増配株を1株から買える
✅ d NEOBANKと連携すると、入出金が自動化される(SBIハイブリッド預金)
✅ 投資信託の積立を三井住友カード(NL)で決済すると、Vポイントが貯まる(クレカ積立)
📊 本記事の情報は2026年6月時点の各社公式サイトにもとづきます。手数料やポイントの条件は改定されることがあるため、申込前に各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください(リンクは記事末にまとめています)。
3点セットの全体像
それぞれの役割は次のとおりです。
| サービス | 役割 | セットで使うメリット |
|---|---|---|
| SBI証券 | 株・投資信託を買う場所(NISA口座もここ) | 3点セットの中心。S株で連続増配株を1株から買える |
| 三井住友カード(NL) | 投資信託の積立をカードで決済 | 積立額に応じてVポイントが貯まる |
| d NEOBANK (住信SBIネット銀行) |
投資資金の置き場所・引き落とし口座 | SBIハイブリッド預金で入出金を自動化 |
1つずつでも使えますが、3つをつなぐと「積み立てるだけでポイントが貯まり、入出金は自動」という状態になります。投資を続けるうえでの細かい手間が減るのが、セットにする一番の価値だと私は考えています。
連続増配株(個別株)を買う人にとっての3点セット
はじめに、当ブログの読者に多い「連続増配株などの個別株を買いたい人」の目線で、3点セットの効きどころを整理しておきます。
まず正直にお伝えすると、日本の個別株はクレジットカードでは買えません。カード決済でポイントが貯まる「クレカ積立」の対象は投資信託です。そのため「三井住友カードで連続増配株を買ってポイントを貯める」ということはできません。ここは誤解しやすいので先に押さえておいてください。
では個別株を買う人に3点セットの意味がないかというと、そうではありません。価値の重心が「カード」ではなく「証券」と「銀行」にあるだけです。
第一に、S株(単元未満株)を使えば連続増配株を1株から買えます。これは初心者の方にいちばんお伝えしたい点です。通常、日本株は100株単位(1単元)でしか買えず、連続増配株のなかには1単元で数十万円する銘柄もあります。S株なら、それを1株から買えるので、数百円〜数千円という少額で連続増配株への投資を始められます。1株でも、保有する株数に応じて配当金を受け取れます。S株の取扱いは約4,000銘柄と幅広く、東証上場銘柄のほとんどをカバーしているのも特長です。
※S株の売買手数料は、ゼロ革命の条件(インターネットコースで、各種交付書面を電子交付に設定)を満たすと無料になります。なお、単元未満株では指値注文(価格を指定する注文)は使えず、注文方法は成行のみです。約定は1日に複数回設けられた決まったタイミング(前場始値・後場始値・後場終値の3回)で行われ、その場で売買が成立するリアルタイム取引ではありません。回数や時刻は変わることがあるため、最新の取引ルールは公式サイトでご確認ください(2026年6月時点)。
第二に、SBI証券は条件を満たせば日本株の売買手数料が無料です。「ゼロ革命」という制度で、所定の設定をすると国内株式(現物取引のほか、国内ETF・REITなども含みます)の売買手数料が約定金額にかかわらず0円になります。長く持って買い増していく連続増配株の投資では、売買のたびの手数料がかからないのは地味に効いてきます。
第三に、d NEOBANKとの連携で入出金が自動化されます。「SBIハイブリッド預金」に資金を入れておくと、株や投資信託の買付余力に自動で反映され、取引の精算も自動で行われます。受け取った配当金をまた連続増配株に回す——という流れを、入金の手間なく回せます。
クレカ積立(投資信託)は、個別株と並行して「投資信託の積立もやってみたい」という場合に、ポイントが貯まるおまけとして活きてきます。個別株だけで始めるなら、まずは証券のゼロ革命・S株と、銀行のSBIハイブリッド預金を押さえれば十分です。
SBI証券:取引の中心になる証券口座
SBI証券は、国内株式・投資信託・米国株など取扱商品が幅広いネット証券です。NISA口座(利益に税金がかからない制度の口座)にも対応しています。
前述のとおり、ゼロ革命の条件を満たせば日本株の売買手数料は無料で、S株を使えば連続増配株を1株から買えます。投資信託の積立も100円から設定できます。当ブログで分析している連続増配株のような個別株投資でも、コストを抑えながら少額で始められます。
SBI証券の口座開設はSBI証券公式サイトからどうぞ(こちらは広告ではなく、公式サイトへの通常リンクです)。なお、後述するd NEOBANKの口座開設時に、SBI証券口座を同時に申し込むこともできます。
三井住友カード(NL):クレカ積立でVポイントを貯める
三井住友カード(NL)は、SBI証券のクレカ積立に対応したクレジットカードです。投資信託の積立をこのカードで決済すると、積立額に応じてVポイントが貯まります(対象は投資信託の積立で、個別株は対象外です)。
年会費は永年無料で、積立専用に持っておきやすいカードです。クレカ積立のポイント付与には、前年のカード利用額などの条件があり、付与率もそれに応じて変わります。最新の付与率と条件は、申込前に公式サイトでご確認ください。
NL(ナンバーレス)はカード券面に番号が印字されていないデザインで、セキュリティ面に配慮されているのも特長です。貯まったVポイントは、対象店舗での支払いや各種ポイント交換など、使い道が豊富です。
三井住友カード(NL)の詳細・申し込みは三井住友カード公式サイトでご確認ください(こちらは広告ではなく、公式サイトへの通常リンクです)。
d NEOBANK(住信SBIネット銀行):入出金を自動化する銀行口座
d NEOBANK(住信SBIネット銀行)は、SBI証券との連携に対応したネット銀行です。中心となるのが「SBIハイブリッド預金」で、預け入れたお金がSBI証券の買付余力に自動で反映され、取引の精算も口座間で自動的に行われます。
入金・出金のたびに振込手続きをする必要がなくなるため、毎月の積立や配当金の管理が楽になります。アプリを使えば、提携ATMの手数料を抑えながら使える点も日常使いに向いています。
d NEOBANK(住信SBIネット銀行)の詳細・口座開設は住信SBIネット銀行公式サイトでご確認ください(こちらは広告ではなく、公式サイトへの通常リンクです)。
※住信SBIネット銀行は、2025年10月にサービスブランドを「d NEOBANK」へ変更し、2026年8月3日に銀行の商号を「ドコモSMTBネット銀行」へ変更します。金融機関コード・支店番号・口座番号は変わらず、公共料金やカードの口座振替もそのまま利用できます。他行からの振込や給与・年金の受取で銀行名を指定する場合は、8月3日以降は新名称「ドコモSMTBネット銀行」の指定が基本ですが、旧名称「住信SBIネット銀行」宛の振込も2026年10月30日までは受付可能とされています(最新の取り扱いは公式サイトでご確認ください)。
開設の順番とつなぎ方(3ステップ)
3つまとめてでも、1つずつでも開設できますが、私のおすすめの順番は次のとおりです。
ステップ1:d NEOBANK(住信SBIネット銀行)の口座を開設する。このとき、SBI証券口座とSBIハイブリッド預金も同時に申し込めます。まとめて申し込むと手続きが一度で済みます。
ステップ2:SBIハイブリッド預金に投資資金を入れておく。これで、株や投資信託を買うときに資金が自動で反映され、入金の手間がなくなります。
ステップ3:三井住友カード(NL)でクレカ積立を設定する(投資信託も積み立てる場合)。投資信託の積立もする場合は、カードを作成し、SBI証券の積立設定でカード決済を選んで金額とファンドを決めます。個別株だけで始めるなら、このステップは後回しでも問題ありません。
申込前に知っておきたい注意点
セットで便利な一方、確認しておきたい点が3つあります。
第一に、ポイントの付与率や条件は変わることがあります。クレカ積立の付与率は、カードの種類や前年の利用額などの条件で変わります。設定前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
第二に、銀行の名称が変わります。住信SBIネット銀行は2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更します。金融機関コード・支店名・口座番号はそのまま使えますが、振込先名の指定などで新名称が必要になる場面があります。SBIハイブリッド預金などSBI証券との連携サービスは商号変更後も継続予定ですが、最新の取り扱いは公式サイトでご確認ください。
第三に、投資には元本割れのリスクがあります。ポイントが貯まっても、投資信託や株式そのものの値下がりで損失が出ることはあります。ポイントはあくまでおまけと考え、商品選びを優先してください。
まとめ
SBI証券・三井住友カード(NL)・d NEOBANKの3点セットは、「手数料・ポイント・自動入出金」で投資の土台をまとめて整えられる組み合わせです。連続増配株のような個別株を買う人には、特に証券と銀行の組み合わせが効いてきます。
【3点セットのポイント】
✅ SBI証券:条件を満たせば日本株手数料無料・S株なら連続増配株を1株から・3点セットの中心
✅ d NEOBANK:SBIハイブリッド預金で入出金を自動化。配当の再投資と相性がよい
✅ 三井住友カード(NL):投資信託も積み立てるなら、年会費無料でクレカ積立のVポイント
【注意点】
・個別株はクレカ積立の対象外(カードのポイントが貯まるのは投資信託の積立)
・2026年8月に銀行の商号変更が予定されている(連携サービスは継続予定)
・投資には元本割れのリスクがある(ポイントはおまけ)
開設の順番は「d NEOBANK(+SBI証券・SBIハイブリッド預金を同時申込)→ ハイブリッド預金に入金 →(投信も積み立てるなら)三井住友カード(NL)でクレカ積立」がスムーズです。
なお、楽天証券の組み合わせと迷っている方は、楽天とSBIをまとめて比較した記事も用意しています。あわせてご覧ください。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品・サービスの契約を勧めるものではありません。投資判断・お申し込みはご自身の責任で行ってください。記載の内容は2026年6月時点のものです。

